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The 2009 Recovery: Made in Washington October 30, 2009 アメリカの景気回復について  本日英文、和訳同時掲載

今日は、アメリカの第3四半期にGDPが大きく成長したことが報じられました。第3四半期は、アメリカでは、7月〜9月です。それに関するJOHN CACCIDYのコラムです。

今日は、短いコラムですので、英文、和訳とも掲載します。


題名は、以下のとおり。

Rational Irrationality

John Cassidy on economics, money, and more.

October 30, 2009

 アメリカで、第3四半期のGDPの数値が思いのほか良く、不況は脱したのではないかという声もあるようです。しかし、CASSIDYは、この数値は政府の諸施策によって無理やり支えられている数値だといいます。

 まあ、結局は、この第3四半期が潮目で本当にここで不況が終わったのか、そうでなかったのかがわかるのは、しばらく経たないと分から無いことです。CACCIDYは、アメリカが不況を脱したということに関して、懐疑的な考えを持っているようです。


 しかし、日本から見たら、アメリカのほうが状態はいいようで、少しうらやましいくらいです。日本では、政府が何をしようと、個人消費は増えていません(今回のアメリカのGDP増は、個人消費、とりわけ耐久財が増えていて、住宅購入も増えているのです)。



では、以下に英文掲載し、続いて和訳全文を掲載します。「続きを読む」をクリックしてください。

 

 


Rational Irrationality

John Cassidy on economics, money, and more.

October 30, 2009

The 2009 Recovery: Made in Washington

 The real news in yesterday’s G.D.P. figures wasn’t the fact that the economy expanded in the three months from July to September—as I indicated last week, that was already known—but the extent to which the recovery was driven by government policy. The three most striking figures in the G.D.P. report were that consumer spending on durable goods, such as cars and refrigerators, rose at an annualized rate of 22.3 per cent; residential investment (spending on housing) rose at an annualized rate of 23.4 per cent; and exports of goods made in the United States rose at an annualized rate of 21.4 per cent. All of these things can be traced directly to official efforts to stimulate the economy.

 昨日G.D.P.の数値の発表がありました。先週予想していた通り大きく非常に良い数値でした。しかし、それは7月〜9月の3ヶ月間で景気拡大したということを示しているとは言えません。なぜなら、周知の事実ですが、数値が良かったのは政府の各種施策によるところが大きいからです。G.D.P.に大きく影響を与える3つ、耐久消費財(車や冷蔵庫)への個人消費(年率で22.3%増)、住宅関連投資(23.4%増)、輸出(21.4%)が揃って良い数値でした。いずれも、米政府の景気刺激策の直接的な効果によってもたらされた数値でしかありません。


 The surge in spending on durable goods can be largely attributed to the “cash for clunkers” program, which many conservative economists have criticized as wasteful and ineffective. Nearly a third of the increase in G.D.P. (one per cent) came from increased demand for motor vehicles and parts.

 耐久消費財の消費が急騰しましたが、それは主に無理やり車を買わせるための施策のおかげでしかありません。多くの保守的なエコノミストは、無駄で効果がない施策だとして批判しています。G.D.P.の増えた分の1/3は、つまりは1%分は、自動車関連の消費が増えたのが反映しているだけです。


 The rise in housing stats was largely driven by the ready availability of cheap home loans, which has lured buyers back into the market. Many people don’t realize it, but providing low mortgage rates has been a major goal of government policy. First, Congress almost doubled the limits on the size of home loans that can be insured by Fannie Mae and Freddie Mac—both of which are now publicly controlled companies. Then the Fed started buying up buying mortgage bonds issued by Fannie and Freddie. The socialization of the housing-finance market is the big untold story of the past couple of years, and it has played a key role in putting a floor under the real estate market.

 住宅着工件数が増えているのは、安易に借りられる割安な住宅ローンが準備されたので増えただけです。そのおかげで、住宅購入者が増えたのです。誰も認識していませんが、政府は何とかして住宅ローンを利率を低くしたかったのです。それで、先ずはじめに、下院はファニーメイ社やフレディマック社が保証する住宅ローンの限度額を2倍にしました。両社ともに、今現在は公的管理化にあります。そして、連邦政府は、ファニーメイ社とフレディーマック社の担保付社債を買い上げ始めました。実質的には両社を国有化しているわけですが、これが2年前から行われていることです。でも、あまり報じられていません。しかし、そのことは、不動産市場で価格が低迷していることの大きな要因です。



 Finally, the biggest reason for the surge in exports is the falling dollar, which makes American goods cheaper overseas. Neither the Obama Administration nor the Fed would ever admit it publicly, but the U.S. government has been purposely devaluing the dollar, which is a time-tested way of boosting the economy.

 3つ目の数値、輸出の急増は、ドルの下落が原因です。下落したことにより、アメリカ製の商品は国外で安くなりました。オバマ政権も、連邦政府もドル安を公式には容認してはいません。しかし、米国政府は故意にドルの価値を低下させています確かに、そうすることは、長年かけて有効性が実証されるように景気を上向かせます。



 How durable the recovery will prove remains an open question. For now, though, the U.S. government has succeeded in getting the economy growing again much quicker than most people expected, myself included—and, from the end of last year onward, I was a relative optimist. Next time you hear somebody criticizing Washington for being incompetent, or railing about the evils of big government, you might remind them of that fact, or simply direct them to the Web site of the Commerce Department’s Bureau of Economic Analysis, which compiles the G.D.P. report. The numbers tell the story.

 今回の景気回復がどれだけ続くものなのかは、分かりません。もっとも、今までのところ、米国政府は、景気回復をさせるという施策をするにあたっては上手くやっています。多くの国民が期待していた以上に上手くやっています。私も期待以上だと思います。そして、昨年の暮れからずっと、私は比較的楽天的です。この先、誰かがオバマ政権の無能を批判したり、大きな政府の弊害に不満を言うものも出てくるでしょう。しかし、そんな時は、そういう者たちには、事実(上の数値)を突きつけてやりましょう。あるいは、米商務省の経済分析部のウェブサイトを見てみろと言ってやりましょう。そこを見れば、G.D.P.レポートが見れます。数値が真実を示しています。▲

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[ 2009/10/31 13:18 ] Rational Irrationality | トラックバック(-) | コメント(-)
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