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The Exchange: The Great Typo Hunt  看板などに見られるタイプミスについて 本日和訳掲載

 先日掲載した英文の和訳を掲載します。


題名は以下のとおり。

The Book Bench

Loose leafs from the New Yorker Books Department.

August 9, 2010

The Exchange: The Great Typo Hunt





 和訳掲載が遅くなりまして申し訳ありません。


アメリカ中を旅して、看板や標識の中の誤字を探して旅をし、それを本にまとめたとのこと。
誤字が多いのは、アメリカの教育の問題だとの指摘あり。ちょっと、議論が大きくなりすぎかと思います。詳細は、和訳全文をご覧ください。


 では、以下に和訳全文を掲載します。「続きを読む」をクリックして下さい。

1MyrtleBeach-thumb-465x173-46104.jpg 2Charleston-thumb-465x173-46141.jpg 3Metter-thumb-465x174-46142.jpg 4Atlanta-thumb-465x173-46143.jpg


5Flagstaff-thumb-465x173-46144.jpg 6LA-thumb-465x348-46147.jpg 7LA-thumb-465x174-46150.jpg 8SanFran-thumb-465x172-46115.jpg



9Seattle-thumb-465x173-46151.jpg 10Chicago-thumb-465x173-46154.jpg 11Ohio-thumb-465x310-46155.jpg 12Grand20canyon-thumb-465x314-46158.jpg

The Book Bench

Loose leafs from the New Yorker Books Department.

August 9, 2010

The Exchange: The Great Typo Hunt


 

 誤字を修正するということは通常は公になる前に為されなければならないことです。しかし、ジェフ・デックとバンジャミン・ハーソンの両人は、”Great Typo Hunt”というブログで様々な誤字を探して公開していますが、それを公開するずっと前から野外で、標識、看板、宣伝等の誤字を見つけ研究しています。至るところに文法的におかしいものやスペルの間違いは氾濫しています。デックは、誤字修正用用具一式を揃えました。修正液や消せるボールペンやチョークやホワイトボード用マーカーやビニール製レタリングシール等です。そして、何人かの仲間と2008年の春にアメリカ中で誤字探しの旅をしました。時には、危険なこともありました。グランドキャニオンで標識に修正を施した際には裁判所に招喚されました。しかしそれでも、彼らは旅を続けました。そして、最終的には236個もの誤字を見つけました。先日、彼らはその旅ことをまとめ1冊の本にしました。題名は、"The Great Typo Hunt(大いなる誤字探しの旅)”です。彼らが見つけた誤字の内から、いくつかをご紹介したいと思います。





デック氏にこの本の内容についてeメールで聞いてみました。


質問 : 最も多い誤りはどういった誤りなのでしょうか?

 

デック : 沢山の誤りを見つけましたが、上位10種類の中の誤字の中で見ると、その上位5種類は全てアポストロフィに関連する誤りでした。1番目に多かったのは、不要なアポストロフィがあるケースです。例えばアイダホ州で見つけた看板では、"Restroom's'”と余分なアポストロフィが付いていました。2番目に多かったのは、アポストロフィが足りないケースでした。クリーブランド州で修正しておきましたが、"Lets Go Cavaliers”のような例です。アポストロフィは、多くの人にとって困難をもたらしています。しかし、単純なスペリングミスというのも、かなり存在しています。"dining""dinning”と誤って綴っていたり、単純に"w"を余分に加えてしまい"commission”"comwmission”になってしまったりといった具合です。いずれの誤字も、原因は注意散漫か小学校で綴りの勉強を疎かにしていたかのいずれかでしょう。




質問 : 誤字を修正する誤字をしてしまった当事者に指摘するものなのですか?どのようにして間違っていますよと当事者に伝えたのですか?そういったことは、だんだん慣れて上手くなるものなんでしょうか?


デック : 私たちは誤字を出来るだけ見つけるということだけに集中していました。文法上の誤りについて辛辣に批判する必要なんて無いんです。誤字した人を責めることは全く生産的でないと思っていました。だから、指摘する際には、誤字があるようですので直させてもらって良いですかという感じで言いました。馬鹿げた誤字がありますよ、こんなことも気づかないんですかという感じでは決して言わないんです。重要なことは、誰でもミスをするということを心に留めておくことです。どんな形であれ誤字を指摘されると、身構えてしまう方もおられます。しかし、誰でもミスをするということを理解している人が指摘したならば、大体の人は喜んで指摘を受け入れてくれますし、誤字を修正させてくれます。



質問 : あなた方が誤字を指摘したことに対して、感謝するとか興味をもたれる様な方はいたのですか?


デック : 思い浮かぶ方が1人います。ニューオリンズの方です。誤字探しの旅をした中でも、ニューオーリンズの人々には感謝されましたよ。私たちは、観光案内所を通り過ぎた時、誤字に気付いたんです。正面のガラスにある大きな文字の中に"cemetery”を誤って"cemetary”と記しているのに気付いたんです。案内所の所長は驚いていました。ガラス面に文字を付けるのに結構な額を支払っていたのに、ミスがあったからです。所長は、すぐに私たちに修正する許可をくれました。とにかく正しく直してほしいと言いました。それで、私たちはかなり注意して”a”を”e”に直しました。修正液やマーカー等の道具を使いました。全く修正跡が判らないほどきれいに仕上がりました。これなんかは、誰でもミスはする、だから、それを受け入れて素直に直すことが結局は良い結果をもたらすのだということの良い見本です。


 また、ニューオリンズでは他にも誤字を見つけました。土産物屋で黒板に”Thrusday"の文字がありました私たちは、店内に入り従業員の1人に誤りがあることを伝えました。その人は、間違っているならば、すぐに直さなくてはならないなと言いました。早速、他の従業員を呼びよせ、私たちと一緒に黒板のところまで確認に行きました。みんなで、確かに間違っていることを確認しました。そして、全員でそれをみて笑いました。彼は、私たちに修正させてくれました。そしてお礼にバンパーステッカーをくれました。誤字を修正してお礼に何か貰ったということはほとんど無いのです。ですから、このときのステーカーは大事な宝物です。




質問 : 誤字探しの旅を続けていく内に、ある時点で、あなたは誤字がアメリカの教育の問題や文化の問題を反映していると感じています。お教えいただきたいのは、誤字があることによって何故にコミュニケーションに齟齬をきたす様になるのかということについてです。


デック : オハイオ州で厄介な人に出会ったのですが、その時、アメリカの教育の負の側面を見たような気がしたんです。私たちが知育玩具を扱う店に行ったときのことなんですが、"Play In Doors”という貼紙を見たんです。正しくは"Play Indoors”です。私たちは、1人の店員に誤字を指摘しました。最初、彼女は何も間違ってはいないと言い張りました。その次に、辞書を調べ始めました。そう、辞書を引くという行為は、誤字を無くすためには最も良いことなのです。私たちも出来るだけ辞書を見るようにしています。しかし、ここで問題となったのは、彼女が辞書の引き方を全く知らないということでした。彼女は、辞書を見て、"indoors”という語は2つの単語で出来ていると思ったのです。彼女は発音について記されている部分で、分節が”indoors”と記されているのを見て(2音節であることを示している)、こともあろうに2語と勘違いしたのです。知育玩具を扱っている店でさえこのあり様なのですから、アメリカ人の文法能力は低くなっているんじゃないでしょうか。




質問 : あなたは、世の中には誤字が多いということを知らしめ、さらには、教育の質の向上につなげたいと記されていました。今後はどのように取り組まれるのでしょうか?


デック : まず、私たちは誤字探しの旅をしました。次に、今回の本の出版をしました。これが私たちのやり方です。こうして、誤字について認識を深めてもらえたらと考えています。そのために旅をしてきたんです。皆に言語とか知覚ということについて考えてもらえたらと思っています。私たちが、旅を始めた2008年には、出来るだけ沢山の誤字を見つけ修正したいと思っていました。また、より多くの人が誤字に興味を持って気をつけてほしいとも思いました。本を読んでいただけたなら判ると思うのですが、私たちはさらに進んで、誤字が何故生まれるのか、どうしたら誤字がなくなるかということを考えることが使命だと思うようになったんです。小学校ではもっとフォニックスを使って単語の勉強をすべきだと訴えたいです。不幸なことですが今小学校では、漢字を教えるかのようにして単語を覚えさせています。漢字はアルファベットと違い表音文字ではないのにです。アメリカ中に誤字はありましたが、いくつかの類型に分けることが出来ます。母音の誤り。同じ文字を続けたり続けなかったりの誤り。接頭語・接尾語の誤り。などです。英単語の書き取り能力が低下していることが明らかです。それだからこそ、私たちはあんなにも長い旅をしなければならなかったのです。私たちは、単に本を出したと言うことではないんです。単語の書き取り能力が低下していると警鐘を鳴らしたかったのです。





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[ 2010/08/17 23:55 ] BOOKS | トラックバック(-) | コメント(-)
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