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The Big Uneasy 米FRの安易な量的緩和策は正しい施策? 本日英文、明日和訳掲載 

 今日は、サロウィッキー氏のコラム The Financial Page を掲載します。12月5日号の誌面に載っているものです。



題名は以下のとおりです。
101206_r20300_p233.jpg

The Financial Page

The Big Uneasy

by James Surowiecki

December 6, 2010


 本日のコラムは、QE2に関するコラムです。
え、QE2って何かって?quantitative easing 2 の略ですので、米中央銀行が11月3日に発表した量的金融緩和策第2段のこです。発表によれば、11月からの8ヶ月間で毎月750億ドルベースで国債を購入するということです。国債を買うということは、市場に大量にドルが供給されますので、超インフレを引き起こしかねません。また、溢れたドルが新興国に流れて投資に回るので、資産インフレも懸念されます。ですので、この施策には、ノーベル経済学賞を受賞したジョゼフ・スティグリッツも反対ですし、反対の声が圧倒的です。


 では、なぜ、米中銀はこの施策を選んだのでしょうか。
現在の不況の根本は需給ギャップにあります。供給面は生産性の向上により問題ありません。需要が弱いことこそ問題なのです。であるなら、需要を増やすためインフレに誘導することは意味のあることです。別に間違った施策であるとは言い切れません。ただ、劇薬と同じで、効果があるかもしれないが、0金利の上に緩和までしてドルを市場にジャブジャブと供給するのは、副作用が強すぎるのではないかという懸念もあります。


 アメリカ中央銀行は、日本のバブル崩壊後の経緯をよく研究しています。ですから、今回の施策をしたとも言えます。彼らは、日本がバブル崩壊後すばやく緩和を十分な規模で実施していれば、失われた20年に陥ることは無かったと思っています。まあ、それはあくまで推測でしかありません。緩和していたら、立ち直っていたかもしれませんし、さらに悪くなったかもしれませんし、そのままだったかもしれません。


 ただ、アメリカ中央銀行の素晴らしいところは、今回の施策が正しいか否かは別として、正しいと思った施策を素早く十分な規模で実行に移す能力があるということです。同じやるなら、いち早く、十分な規模でやらなければ、市場にメッセージは伝わりません。
 他の国の中央銀行には、中央銀行といいつつ独立した判断、行動がなかなか出来ていないところもあります。通貨の番人として、時の政権に影響されず、正しいと思うことは着実に実施して欲しいものです。まあ、アメリカの中央銀行は、形態としては私企業ですから、ちょっと金融業の利益を優先しすぎている気もしますが・・・


 詳細は、明日掲載の和訳をご覧ください。




では、以下に英文全文を掲載します。「続きを読む」をクリックして下さい。
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[ 2010/11/29 23:55 ] FINANCIAL PAGE | トラックバック(-) | コメント(-)
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